ローマ11章の神のイスラエルとは血族由来か霊的か?

2022/06/07

偽キリスト教

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ディスペンセーション主義では終わりの日に血統イスラエルたちが144000人となって、彼らが最後のリバイバル伝道をして、殉教させられる、一方で異邦人なる我々は関係ないし24人の長老となるべく艱難前に携挙されて迫害すら経験せず天で王なる祭司としての立場を得ると教えて以下の聖句を根拠に人造神学を世に吹聴しています。

聖句の列挙

ローマ11: 11 それで私は尋ねます。イスラエル人はつまずいて完全に倒れてしまったのですか。決してそうではありません! とはいえ,彼らは道を踏み外し,異国の人々が救われることになりました。それによってイスラエル人が奮起するためです。 12 彼らが道を踏み外すことが世の人々のためになり,彼らが弱くなることが異国の人々のためになるのであれば,まして,彼らの数がそろうのは素晴らしいことです。13 さて,異国の方々に言います。私は異国の人々への使徒として,自分の奉仕を大切にします。 14 そうすることによって,何とか私の同族の人たちを奮起させ,その一部でも救いたいと思っています。 15 というのは,彼らが捨て去られることが世の人々にとって和解を意味するのであれば,彼らが迎え入れられることは,生き返ること以外の何を意味するでしょうか。 16 パン生地から最初に*取られた部分が聖なるものであれば,生地全体も聖なるものです。また,根が聖なるものであれば,枝もそうです。17 しかし,一部の枝が折り取られ,そこにあなたが野生のオリーブでありながらも接ぎ木され,残りの枝と共にオリーブの根から豊かに養われることになったからといって, 18 折り取られた枝に対して勝ち誇ってはなりません。もし勝ち誇っているなら,あなたが根を支えているのではなく,根があなたを支えているということを思い起こしてください。 19 そこであなたは,「私が接ぎ木されるために枝は折り取られたのだ+」と言うでしょう。 20 その通りです。彼らは信仰が欠けていたために折り取られましたが+,あなたは信仰によって立っています+。傲慢になることなく,畏れを抱いてください。 21 神は元々あった枝を大目に見なかったのですから,あなたを大目に見ることもありません。 22 それで,神の親切と厳しさについて考えてください。倒れた人たちに対しては厳しさがありますが,あなたに対しては神の親切があります。ただし,あなたが神から親切を受けるに値する人であり続けるならばのことです。そうでないと,あなたも切り落とされることになります。 23 また彼らも,信仰を持つようになるなら,接ぎ木されることになります+。神は彼らを接ぎ木して戻すことができるからです。 24 あなたが野生のオリーブの木から切り取られ,自然に反して果樹園のオリーブの木に接ぎ木されたのであれば,まして,元々あった枝である人たちは,接ぎ木されて元のオリーブの木に戻れるのではないでしょうか。25 兄弟たち,皆さんが自分は賢いと思い込まないように,次の神聖な秘密について知ってほしいと思います。それは,異国の人々が入ってきて数がそろうまで,イスラエルの一部が無感覚になり, 26 そのようにしてイスラエル全体が救われる,ということです。こう書かれている通りです。「救出者がシオンから出て,神への敬意が欠けた行いをヤコブから遠ざける。 27 そして私は彼らの罪を取り去る時+,この契約を彼らと結ぶ+」

字義通り解釈する場合

置換神学は異端呼ばわりされますが、現実的な聖書解釈ではと感じます。旧約のイスラエルは現代教会に当てはめて読み解き学びを得るのが有益でしょう。それで、上記の聖句を民族的解釈にすると、イスラエル人でキリストを磔にしたパリサイ人は滅びて、新約各書簡にて割礼が救いに必須と考えていた熱心なユダヤ教信奉者たちが、思考を一新してキリストを受け入れクリスチャンになることで、全イスラエルが救われるということでしょう。

要は、腐敗因子は取り除かれることでイスラエルの清さが保たれるということです。キリストを磔にしたり義を誇っているユダヤ教信者パリサイ派が自動的に将来必ず救われるわけではないので、全イスラエルといえどもそれは個々のイスラエルの血統を受け継ぐメンバー全員というよりかは、救われるべき謙遜で柔和なユダヤ人たちによってのみ構成された全イスラエルでしょう。

一世紀において異邦人クリスチャンの数は激増しつつも、まだまだユダヤ教的な観点や思考を払拭できないユダヤ教兼クリスチャンは会衆内に存在していました。そのため割礼推奨派や安息日厳守派、あるいはキリストを受け入れないユダヤ教信者もいましたが、異邦人クリスチャンたちが増加するに伴いユダヤ人たちもキリストを受け入れるようになり、真理の基礎が構築され、世界に一気にキリスト教は広まりました。

それで、世界中に離散したイスラエル血統族のユダヤ人たちがやがてキリストを受け入れることを預言すると解釈するなら、なおさらパレスチナ地方の偽イスラエルの人たちが救われることを意味していないことは誰でも理解できるでしょう。彼らは血統のイスラエル人ではありません。もしこの聖句が血族的イスラエルの将来の救いを暗示しているなら、イスラエル血統を有していると言われる日本人や黄色人種系の世界中の未信者や仏教徒などの救出が預言されています。

そして、22節にて「あなたは切り取られるでしょう」とパウロは預言していますが、これはローマ人たちへの手紙において書かれている事柄故に、ローマから派生した西洋文化における信仰表明や態度や有様が俗悪で、古代イスラエルが倒れたように西洋現代キリスト教も高慢故に神から切り立たれることを暗示している説明となっています。ローマ発祥の西洋文化のキリスト教は事実傲慢奔放で信仰恵みで救われたとか言いながらやりたい放題で大バビロン化していますよね。このようにキリストを知ってるのに罪を犯し続けて高慢な選民思想で生きるゆえに滅びるとパウロは警告しています。

比喩的な意味

この場合は、いくつかの聖句を参照する必要があります。

ローマ 2:29 内面の[ユダヤ人]がユダヤ人なのであって,[その人の]割礼は霊による心の[割礼]で,書かれた法典によるものではありません。その人に対する称賛は,人間からではなく,神から来ます。

ローマ 9:6 しかし,これは神の言葉がついえたというようなことではありません。イスラエルから[出る]者がみな真に「イスラエル」なのではないからです。

ガラテア 3:29 さらに,キリストに属しているのであれば,あなた方はまさにアブラハムの胤であり,約束に関連した相続人です。

ガラテア 6:16 そして,この行動の規準にしたがって整然と歩むすべての人,その人たちの上に,そうです神のイスラエルの上に,平和と憐れみとがありますように。

このように神のイスラエルとはクリスチャンを意味するので、これを将来に当てはめるならイスラエルなるローマこと西洋発祥現代クリスチャンたちは、真の意味で悔い改めず頑なにキリストの救いを拒み続け、実際に彼ら自身が救われているとか信じたとか言いながら反聖書的な歩みや振る舞いをしているので、大艱難時代には既存の悪いクリスチャンへの恩恵期間が閉ざされ、異邦人なる未信者へ救いが渡るということです。

そのようにして、西洋発祥の傲慢なクリスチャン(イスラエル)たちが滅び去り腐敗因子や傲慢な人たちがいなくなり、異邦人なる未信者さんたちが真のキリスト教を奉ずるようになり、救われるべき人たちの数がそろうわけです。そして西洋クリスチャンの中でもまともな謙虚な人々も救われ神の王国へ入るでしょう。

面白いのが、文字通りでも比喩的でも結局は現代クリスチャンたちの大半が根こそぎ入れ替わることをパウロは聖霊によって予見しているように見受けられます。

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