マタイ5章の不倫以外での離婚をして再婚すると姦淫を犯すの原語での解釈

2021/08/25

性道徳

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厳格な原理主義者たちは聖書は不倫以外での離婚や再婚を禁じていると断言し男女に同意の軟禁生活を強いることがあります。この記事ではヘブライ語、ギリシャ語における聖書中の原語の観点から、離婚と再婚が可能であり聖書的に赦されることを示していきます。

ヘブライ語における「別れる」と「離婚する」原語⇩

ギリシャ語における「別れる」と「離婚する」の原語⇩


まず、離婚は不誠実な愛のない結婚生活を終わらせるためのヤフワからの取り決めです。離婚証書によって離縁された人々は、再婚する権利を得ています。正式な離婚証書がない状態で相手と別れることが、姦淫を犯すリスクへつながると聖書は述べています。

一般的には、姦淫以外のいかなる理由で離婚をすると罪であり、再婚すると姦淫を犯すことになると教えられています。

対して聖書の原語的観点によると、離婚自体は罪ではなく解決策です。愚行は離婚の前後、または結婚生活中に起きることですから、離婚自体が罪なのではなく、離婚証書を発行する原因になった愚行が罪なのです。

そして上記でも明らかなように、原語的に確認すると、大抵の聖書で「離縁する」「離婚する」と訳されている言葉は、実は「別れる」を意味するのであり、正式な離婚証書付きの離婚とは意味がまた異なってきます。それを今から旧約新約問わず書き留めていきます。

旧約での離婚における原語

申命記22:19  そして,その者に銀百シェケルを科して,それを娘の父親に与えるように。彼はイスラエルの処女に悪名を負わせたからである。そして彼女は引き続きその者の妻としてとどまる。その者は[命の]日の限り彼女と離婚する(別れるの方がふさわしい、ヘブライ語ではシャラクが正しい訳し方、ギリシャ語ではエクスポステロ)ことを許されない。29  彼女と寝たその男はその娘の父に銀五十シェケルを与えなければならない。そして,その者が彼女を辱めたゆえに,彼女はその者の妻となる。その者は[命の]日の限り彼女と離婚する(シャラク、つまり別れる、ギリシャ語ではエクスポステロ)ことを許されない。 30  「だれも自分の父の妻をめとってはいけない。父のすそをあらわにすることのないためである。(あくまで男性がシャラクする権利がない。女性側はヘブライ語でカラつまり離婚できる)

申命記24:1 「人が女をめとり,これを妻にして自分のものとした場合でも,その女に何かみだりな点を見つけたためにこれに好意を持たないのであれば,その者は彼女のために離婚(ケリスース)証書をしたためてその手に持たせ,こうして彼女を家から去らせる(シャラク、ギリシャ語ではエクスポステロ)ように。 2  そして彼女はその人の家を出,行って別の男のものとされることになる。 3  もし後の男も彼女を嫌うようになり,彼女のために離婚(ケリスース)証書をしたためてその手に持たせ,これを自分の家から去らせた(シャラク)としても,あるいは彼女を妻としてめとったその後の男が死んだ場合でも, 4  彼女を去らせた(シャラク、ギリシャ語ではエクスポステロ)その最初の所有者は,すでに汚されたその女を再びめとって自分の妻にならせることは許されない。それはエホバの前にあって忌むべきことだからであり,あなたは,あなたの神エホバが相続分として与えてくださる土地を罪に導き入れてはならない。 5  「人が新しい妻をめとった場合,その者は軍隊に出るべきではない。また他のどんな事もこれに課すべきではない。彼は一年間自分の家にいて免除を受けるべきであり,こうして彼は自分のめとった妻に歓びを得させるのである。

結婚生活における解決策は、離婚証書です。「みだりな点」と訳される言葉は、裸、恥さらし、落ち度など複数の意味合いがあり、何らかの大きな悪事や犯罪を隠していることの意味合いと推測できます。姦淫はレビ記20章10節と申命記22章22節で死罪に値する言葉に定義づけられていますが、結局のところ「それほどの罪だよ」と咎めているわけであって、字義通りその都度姦淫した女性を死刑執行するケースは少なかった可能性があります。ヤフワは何度も姦淫を犯すイスラエル人に悔い改めるように警告していたことからも、即座に死刑執行は毎度されているようには思えません。そのために、この「みだりな点」とは、過去に婚前交渉して処女喪失したケースや入れ墨、犯罪を隠していること等の複合的な原因を暗示している可能性が高いです。

エズラ10:3  それで今,私たちの神と契約を結び,エホバの助言と,私たちの神のおきてにおののく人々の[助言]とにしたがって,これらの妻たちと,これらの女から生まれた者をみな出しましょう(シャラク)。これは律法にしたがって行なわれるためです。

ユダヤ人にとって異教の偶像を崇拝する外国人を妻にすることは律法違反でした。そのために異国の妻たちのための離婚証書は不要でした。なので、ヤフワは彼女らを「去らせてシャラク」、元の場所に帰らせなさいと命令したわけです。

イザヤ50:1 エホバはこのように言われた。「では,わたしが追い出したあなた方の母の離婚(ケルスース)証明書はどこにあるのか。また,わたしはわたしの債権者のうちのだれにあなた方を売ったのか。見よ,あなた方は自分のとがのために売られ,あなた方の母はあなた方の違犯のために追い出された(シャラク、ギリシャ語でエクスポステロ)のだ。

エレミヤ3:1 こういう言い習わしがある。「もし人がその妻を去らせ(シャラク、ギリシャ語でエクスポステロ),彼女が実際に彼のもとを去ってほかの人のものになったなら,彼は再びその女のもとに戻ってよいだろうか」。 その地は確かに汚されてしまったのではないか。 「そしてあなたも多くの友と売春をした。それなのにわたしのもとに帰って来てよいであろうか」と,エホバはお告げになる。 8  わたしはそれを見たとき,不忠実なイスラエルが姦淫を行なったその理由のために,彼女を去らせ(シャラク、ギリシャ語でエクスポステロ),次いで完全な離婚(ケルスース)証書をこれに与えた。それでも,不実な行ないをするその姉妹ユダは恐れもせず,かえって自分もまた,行って売春をするようになった。 9  そして彼女の売春は[その]軽薄な物の見方ゆえに生じ,彼女はその地を汚し,石や木と姦淫を行ないつづけたのである。 10  このすべてにもかかわらず,その不実な姉妹ユダは心を尽くしてわたしのもとに帰って来ることはなかった。ただ,偽って[そうしたにすぎない]』と,エホバはお告げになる」。

マラキ2:14  そしてあなた方は言った,『これは何のためか』と。このためである。すなわち,エホバ自身,あなたとあなたの若い時の妻との間について証しをする者となったからである。それはあなたの伴侶,あなたの契約の妻であるにもかかわらず,あなたはこれに対して不実な振る舞いをした。 15  しかし,[それを]行なわない者が一人いた。それは,彼が霊の残りを有していたためである。そして,その者は何を求めていたか。神の胤である。それであなた方も,自分の霊に関して自らを守り,自分の若い時の妻に対してだれも不実な振る舞いをしてはならない。 16  [神]は離婚(離婚証書なしの不当な決別なるシャラク、ギリシャ語でエクスポステロ)を憎んだのである」と,イスラエルの神エホバは言われた。「また,自分の衣を暴虐で覆った者をも」と,万軍のエホバは言われた。「それであなた方は,自分の霊に関して自らを守り,不実な振る舞いをしてはならない。

申命記24章で既に正式な離婚手続きは有効にされていますし、イザヤ50章1節では「正統な理由による離婚証書が無く不当に追い出された」ことを嘆く描写となっています。原語で確認するとヤフワが憎んでおられるのは男性側の不実な振る舞いつまりネグレクトやDVやそれによって生じる「シャラク」であって、被害者側である女性の意志による「ケルスース」なる「離婚」ではないのです。「ケルスース」は名詞で「離婚、契約破棄」を意味するヘブライ語で元の動詞は「カラ」であり、このマラキ2章16節で「ケルスース」ではなく、「シャラク」が使用されていることからも、神は女性側が不当な扱いを受けた故の妥当な離婚(次の見出しで説明)を憎んでおられないことがわかります。神ご自身が離婚を制定されたのに、正当な理由がある離婚を憎んで誠実な女性たちを縛り付けるわけないでしょう。

新約での原語の意味

マタイ1:19  しかし,その夫ヨセフは義にかなった人であり,また彼女をさらし者にすることを望まなかったので,ひそかに離婚(離婚ではなくアポルーオつまり去らせるの方がふさわしい)しようと思った。

まだ彼らは結婚してないので、離婚証書は必要ありませんが、ヨセフは不貞行為があったと思い込んでいるので、正式な離婚証書無しで去らせようとしました。ヨセフはマリアの名誉のためにひっそり去らせようとしましたが、聖書はそれを義にかなった行為であると述べています。罪を容認するべきではありませんが、ひそかに注意してあげて赦して去らせるのは、聖書的な正義です。(ホセア3章)

マタイ5:31  「さらに,『だれでも妻を離婚する(アポルーオつまり去らせるが正しい)者は,離婚(アポスタセオン)証書をこれに与えなさい』と言われました。 32  しかし,わたしはあなた方に言いますが,妻を離婚する(アポルーオつまり去らせるが正しい)者はみな,それが淫行のゆえでないならば,彼女を姦淫にさらすのであり,だれでも,離婚された(アポルーオつまり自由にされたが正しい)女と結婚する者は姦淫を犯すことになるのです。

マルコ10:2 そこへパリサイ人たちが近づいて来た。そして,彼を試すため,男が妻を離婚する(アポルーオ去らせる)ことが許されるかどうかについて質問しはじめた。 3  [イエス]は答えて言われた,「モーセはあなた方に何と命じましたか」。 4  彼らは言った,「モーセは,離縁(アポスタセオン)証書を書いて[妻を]離婚する(アポルーオ去らせる)ことを許しました。 5  しかしイエスは彼らに言われた,「あなた方の心のかたくなさ(パリサイ人が不当な扱いをする可能性があり被害者の伴侶が苦しみから解放されることを願って)を考えて,彼はあなた方にこのおきてを書きました。 6  しかし,創造の初めから,『[神]はこれを男性と女性に造られた。 7  このゆえに,男は自分の父と母を離れ, 8  二人は一体となる』とあるのです。そのため,彼らはもはや二つではなく,一体なのです。 9  それゆえ,神がくびきで結ばれたものを,人が離してはなりません」。 10  再び家の中にいた時,弟子たちはこのことについて彼に質問しはじめた。 11  すると[イエス]はこう言われた。「だれでも自分の妻を離婚して(アポルーオ去らせて)別の[女]と結婚する者は,彼女に対して姦淫を犯すのです。 12  また,もしも女が,夫と離婚した(アポルーオ別れた)のち,別の[男]と結婚するなら,彼女は姦淫を犯すのです」。

ルカ16:18 「自分の妻を離婚して(アポルーオ去らせて)別の女をめとる者はみな姦淫を犯すのであり,夫から離婚された(アポルーオ自由にされた)女をめとる者は姦淫を犯すことになります。

イエスは律法を破棄するのではなく確立し成就された方です。(マタイ5:17)ユダヤ人たちは、離婚証書を持たせることなく、妻たちとアポルーオつまり別れていました。または、正当な根拠がないのに離婚証書を発行し乱用していました。そのために、正式な理由による離婚証書がなく伴侶と別れた男女が勝手気ままに再婚すれば姦淫を犯してしまうことになるのです。旧約の律法では姦淫は原則、死罪に値するものとみなされていました。その律法をイエスは引用して、相手側に不貞行為が確認されて落ち度が確かにあるケースのみ離婚証書必要なくアポルーオつまり別れることを許可したわけです。最も申命記24章の指示に従って離婚証書を発行するのも通例でしょう。

パリサイ人やユダヤ人たちは、現代と同じく些細なことで気に入らなくなったら、正式な離婚証書を発行することなく、あるいは不当に理由づけして不正に離婚証書を発行して女性陣たちを見捨てるように容易に去らせました。イエスはこの悪い男たちに対して、お前は姦淫の罪を犯してるし、別れた女性にも罪を犯させていることになるぞと厳しく断罪したわけです。

ところで不当な理由で別れることになり見捨てられた女性が再婚すると姦淫になり罰せられるべきでしょうか。ダビデとバテシバのケースを考えてください。バテシバは夫ウリヤが生存中にダビデと関係に至りましたが、主にダビデの殺人を伴った不当行為が預言者ナタンから咎められバテシバが身ごもったダビデの血を引いた最初の赤子は死ぬことになりましたが、興味深いのが夫存命中にダビデと関係を持ったバテシバはナタンから咎められず子羊と例え話で表現されて無罪扱いされています。(サムエル第二12:1-4)

ソロモン王はシュラムの娘に求婚しましたが、これから結婚することになるフィアンセがいるシュラムの娘はそれをきっぱり断りました。(ソロモンの歌1:2-4,7)バテシバはダビデから関係を迫られシュラムの娘と異なり悪い気はしなかったかもしれません。とはいえ、ダビデの血を引くバテシバとの赤子の死は、ダビデのウリヤへの殺人行為が贖われるためであり、バテシバの不貞行為に対する断罪ではありません。このことを考慮しても、ウリヤ存命中に関係に至ったバテシバですら裁きの対象でないなら、なおさら不当に見捨てられた女性側が再婚をすることが、罰せられるべき罪とはならないと言えます。

外見の劣化や些細な出来事で相手に落ち度がないのに追い出して不当に踏みにじって、新しいパートナーを見つけたら姦淫やぞってことをイエスは言うてます。虐待され続けても、心身ネグレクトされても伴侶と結婚生活続けよとかではなく、その場合離婚届を提出か状況によってそれがなくとも、出エジプト21:7−14、申命記21:10−14のヤフワが制定した律法通り、結婚生活の不当な苦しみに終わりを迎えることができて、再婚する機会にも恵まれます。

出エジプト21:7 人が自分の娘を女奴隷として売るならば、彼女は、男奴隷が去るときと同じように去ることはできない。 8もし、主人が彼女を一度自分のものと定めながら、気に入らなくなった場合は、彼女が買い戻されることを許さねばならない。彼は彼女を裏切ったのだから、外国人に売る権利はない。 9もし、彼女を自分の息子のものと定めた場合は、自分の娘と同じように扱わなければならない。 10もし、彼が別の女をめとった場合も、彼女から食事、衣服、夫婦の交わりを減らしてはならない。 11もし、彼がこの三つの事柄を実行しない場合は、彼女は金を支払わずに無償で去ることができる。(ヘブライ語で去るはヤサ、「無償で」はヘナで「無条件で、何も無しで」の意味がある、つまり必要を満たさない悪徳旦那とは結婚関係解消できる、場合によって離婚証書なくとも。七十人訳ギリシャ語ではエクスエレヘマイ・アヌーで「無条件で出てくる」の意味)

申命記21:10 あなたが敵に向かって出陣し、あなたの神、主が敵をあなたの手に渡され、捕虜を捕らえたとき、 11その中に美しい女性がいて、心引かれ、妻にしようとするならば、 12自分の家に連れて行きなさい。彼女は髪を下ろし、つめを切り、 13捕虜の衣服を脱いで、あなたの家に住み、自分の両親のために、一か月の間嘆かねばならない。その後、あなたは彼女のところに入ってその夫となり、彼女はあなたの妻となる。 14もし彼女があなたの気に入らなくなった場合、彼女の意のままに去らせ(ヘブライ語ではシャラク・ネフェシュ)ねばならない。(七十人訳ギリシャ語ではエクスポステロ・エルセロス)決して金で売ってはならない。既に彼女を辱めたのであるから、奴隷のように扱ってはならない。

ところがものみの塔は、「女性は旦那さんが不貞行為をしない限り離婚後も別の男性と再婚できない」と嘘をついて強迫します。それは律法の文脈無視と一文のみを強調した間違った解釈です。

上記の出エジプト記21章11節では、女性側が嫌な待遇を受ければ無条件で去ることができるとあります。申命記21章14節でも、気に入らなくなってしまうなら相手を「意のままに去らせる」ようにとすらあります。原語の組み合わせを見ても独自の言葉が使用されており、パリサイ人からイエスに提示された単なるシャラク、アポルーオ以前の問題です。つまり、伴侶の必要を満たさないことは論外であり律法的にもイエスの観点でも結婚関係は被害者側の意のままに解消できます。今回話題になってるのは、あくまでパリサイ人が、不当に妻を扱いながら相手に落ち度もなく身寄りもないのに気に入らなくなったという理由だけでアポルーオできるかです。女性側が必要を満たされないためにアフィステミ、つまり正式に離婚する権利があるという律法に則った当たり前の神が取り決めた合理的な解決策をパリサイ人が引用してイエスを試みているのではありません。そんな当たり前のことを聞けば、イエスから「律法では必要を満たされなかった妻たちはあなた方とアフィステミします。そして彼女たちを苦しめたあなたの罪は残ります。」と返答されて会話終了です。

これはもはや結婚が全くもって成立しなかったことを意味しますので、男性側が離婚証書の捺印に同意してくれなくともモーセの律法では「無条件に」とあるので、その後の女性は自由の身の上になり再婚もできます。しかし、不当な扱いをして女性側を突き放した故に、それが別の男性と再婚すると本来夫婦は一体で祝福されるべきなので原則姦淫に該当するものの仕方がないと考慮され、見捨てられてその後再婚した側が神から罰せられない分までパリサイ側が背負うべきであると上記のような返答で厳しく注意されることになっています。

聖句ではイエスを試すために意地の悪い質問が提示されてますし、パリサイ人の不当な理由付けによる離婚証書の発行と乱用、あるいは離婚証書無しで伴侶を去らせるアポルーオなる愚行をイエスが厳しく諌めるために、結婚の結びつきを強く強調したことは明白です。これは男性に虐げられている女性側がエクスエレヘマイ・アヌー、アフィステミ、エクスポステロ・エルセロスつまり無条件で自由に去ることができるかの議論ではなく、悪質で弱者を虐げるパリサイ人が不当に扱いアポルーオできるかに対する断罪です。

ヨハネ4:16 [イエス]は彼女に言われた,「行って,あなたの夫をここに呼んできなさい」。 17  女は答えて言った,「わたしには夫がありません」。イエスは彼女に言われた,「『夫がない』とはよく言いました。 18  あなたには五人の夫がいましたが,今いるのは夫ではないからです。そのことをあなたはそのとおりに言いました」。

イエスはサマリヤの女性に、幾多の結婚と離婚によって過去の5人と姦淫の関係にあると断罪されませんでした。5人の旦那が過去にいたサマリヤ人女性が、なぜそれらの男性陣たちと別れたかの理由は明らかにされてません。過去の夫たちから不当な扱いを受けて正式に離婚した、あるいは彼女自身が不倫をその都度して夫から愛想を尽かされたとします。現状で正式な結婚をせずに男性と交際することを、イエスは姦淫であると咎めているわけではなく、「過去に5人の夫がいたけど、今は彼らは夫ではないし、今交際している人も夫ではない」と発言しておられます。くどいですが言い換えましょう、「あなたは一人の夫がいましたが、その後は5人と姦淫しましたね」とは言ってません。つまり各一人一人の旦那とアポルーオまたはアポステセオンが成立していることを認めておられるわけです。もし彼女が今交際している男性との関係が良好で落ち着いて正式に結婚しているなら、イエスは「あなたは過去に5人の夫がいました。今はやっと良い伴侶に巡り会えましたね。」と6回目の結婚を祝福されたでしょう。

交際や離縁、結婚不倫離婚を繰り返すのは心身のエネルギーの消費が凄まじいでしょうし、聖書的にも不道徳になりますが、要は過ぎ去ってしまったなら仕方ないでしょうし、イエスは過去の五人の夫に再度公開謝罪をして悔い改めて、今いる交際している人にも姦淫を犯させることになるから別れなさいとは言うてないゆうことですね。どうしようもない過去は過ぎ去って解決できませんから、13節にあるように「男女の性愛よりイエスという命の水を飲んでさっぱりしたらいいよ」と現状交際している男との関係も曖昧で良質な結婚生活が将来見込めなさそうなので、飢え乾く肉的な喜びよりも永続する霊的な祝福に視点を切り替えるようにと前向きな助言をしているわけです。

まとめ

これだけ確認すれば明らかですから、要点をまとめます。

  • もし互いを傷つけ合う、はたまた生活必要品を与えない等を含めた結婚における与えられるべき部を互いに共有できないのであれば、離婚届けを出して正式に離婚することは罪にはなりませんし、再婚も認められます。(出エジプト21:7−14、申命記21:10−14)

  • マラキ2章16節の離婚と訳される言葉は、正式な離婚を意味するケルスースではなくシャラクという「離婚証書がない不当な別れ」、主に男性陣が女性の心身ネグレクトをして彼女たちを去らせた愚行を意味しています。

  • 神もイスラエル国民を離婚しています。離婚はケースバイケースであり得ます。もし、然るべく正当な理由、心身ネグレクトで離婚届が提出されるなら、それは結婚生活の終わりを意味しており、再婚することは罪にはなりませんし、不当に扱われた女性が結婚解消する箇所で使用される原語は、パリサイ派によるアポルーオと異なる。

  • もし過去に不当な理由で離婚をして今過ちに気づいたなら、第一ヨハネ1章19節、「神に罪を告白するなら、神は忠実な方ですからすべての不義を赦してくださいます」の言葉を実行しましょう。5人の夫がかつていたサマリヤ人女性も過去を責められているわけではありませんでしたから、現状で交際しているパートナーがいるのであれば、その人だけを大切にして結婚を前提に真剣な交際をしなさいゆうことです。(婚前交渉したら結婚することが望ましい)
こちらを引用して記事を執筆 ※ものみの塔協会に属する信者たちはイエスの言葉の意図を理解できず「不道徳以外では離婚できないし再婚すると姦淫になる」と考え、伴侶から虐待ネグレクトされているケースでも結婚生活の継続を推奨しています。しかし、それは上記に書き上げたように文脈とモーセの律法を無視したヘンテコ解釈です。

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