インナーヒーリングの預言や幻、先祖の呪いについて

2021/04/17

証や体験談 堕天使と悪霊

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一部の教会で「預言」やら「インナーヒーリング」、「現代異言」といったもんが流行(はや)っておりますな。この「インナーヒーリング」と申しますのは、要は心の傷に焦点を当てまして、それを一つひとつ紐解くように思い起こしていく・・・いわば瞑想を用いた「過去の回想」を指しておるようです。しかしながら、左様に過去をいちいち掘り返して回想するという振る舞いが、果たして「聖書的」と言えるのかどうか。その正当性につきましては、少々首を傾げざるを得ませんな。

「SOZOミニストリー」と銘打って、過去を執拗に回想させるインナーヒーリングが巷(ちまた)では流行(はやり)のようでございますな。 しかし、冷静に聖書の記述を紐解いてみれば、過ぎ去った過去をいちいち掘り返して回想せよなどとは、どこにも記されておりません。むしろ、聖書が説くのは「後ろのものを忘れ、前のものに向かって身を乗り出し」(フィリピ 3:13)という姿勢ではございませんか。 「過剰な悔い改め」と称して、嫌な記憶を無理に引き出し、「あなはた過去にこれこれをしたから、今すぐその苦痛を思い出して赦しを求めなさい」と迫る。あるいは、頼んでもおらんのに「あんさんの心の闇が見えます」「先祖の呪いが見えます」などと口にする・・・。 こうした振る舞いは、信仰というよりは多分に心理療法的な手法や、あるいはスピリチュアリズムの類(たぐい)が混ざり込んでおるように見受けられます。果たしてそれが「福音」の名に値するのかどうか。 いわゆる「聖書的」という基準に照らせば、いささか・・・いや、相当に「グレー」と申しますか、危うい領域に足を踏み入れていると言わざるを得まへんな。キリストによる救いは、過去の呪縛から我々を「解放」するものであって、再び過去の檻(おり)に閉じ込めるものではないはずですわ。

先祖の呪いについて

Q:出エジプト記20章5節に、 「あなたの神、【主】であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、」 とあります。私は先祖の罪の報いを受けているのでしょうか。

先祖の呪いが幻で示されたとかいう人達もたまにいますが、それは間違ってます。上記の聖句で言わんとしていることは、先祖が神に従わず反逆するなら約束の地から追い払われて、結果として子孫たちもその害を被ることを示唆する表現です。さらに言えば、これは国家全体に対する呪いであり、個人個人に対する細かな呪いではありません。

神に逆らえば国家として痛手を追うことになるわけでして、個人個人の細かな事情、たとえば遺伝形成におけるハンディキャップなどが先祖の呪いとは言えません。それを示唆する聖句ではなくあくまで国家全体の呪いを意味してます。 

例えをあげますが、「あなたは不倫関係で生まれた人なのでその先祖の呪いを断ち切る祈りをしなさい」的な戯言を吐く心霊術系の自称予言者はカリスマ派に多く散見されます。それは上記の先祖の呪いとはニュアンスが全く異なります。エフタは遊女の子供でしたが神に用いられた勇士でした。

障害があるお子さんがいるケースでさえ先祖の呪いが下ったわけではありません。もっともアダムとエバの不完全さを受け継いだ我々はすでにキリストの贖いによって買い戻されたわけですから、旧約時代の呪いを意識する必要はありませんし、それは旧約聖書中ですら指摘されています。

エゼキエル書18:20 「罪を犯した者は、その者が死に、子は父の咎について負いめがなく、父も子の咎について負いめがない。正しい者の義はその者に帰し、悪者の悪はその者に帰する」

先祖の呪いとか好きな信者はいますが、実のところ先祖の呪い故に人生が蝕まれることがあるか否かは微妙です。罪は当人が犯せば当人だけの責任であり子供の責任ではありません。遺伝によって正確の類似点などが顕著な場合、それが長所や短所となりうることは多々あるでしょうが、それを先祖からの呪いとするならキリがないと言えるでしょう。

過去を見つめすぎるインナーヒーリング

話し方、思考、外見、好きな食べ物や人のタイプ、嫌いなものや人のタイプ、得意なこと、苦手なこと、これらを細部まで分析して「これは先祖の呪いで断ち切りの祈りが必要や」とか結構キリがないので、聖書的ではないだろうと思えます。

誰も完全な人なんていませんし、先祖の呪い、心の闇や過去の罪や傷などを思い起こして熱心に悔い改めようみたいなインナーヒーリングは、逆に解放や癒やしから遠ざかっているのではないかと考えられます。普通に考えて過去の苦い思い出や悲しみや痛みを思い起こしたり、それをビジョン化すること自体が、癒やしではなくむしろ重荷でしかありません。

まず心の自分の闇やあら捜しをするよりも、キリストの中にあって義とされる認識こそが大事なのであっていちいち現状やら過去の心の闇の部分やあら捜しをする必要はないでしょう。それはむしろ悪霊的な声の可能性が高いのではないかと思えます。インナーヒーリングのときに幻を見たり声を聞いて過去の嫌な出来事などをビジョン化しようとする人たちがいますが、結構これは危険ではないかと思います。

ローマ8:1   こういうわけで,キリスト・イエスと結ばれた者たちに対して有罪宣告はありません。 2  キリスト・イエスと結びついた命を与える霊,その[霊]の律法が,あなたを罪と死の律法から自由にしたからです。 3  肉による弱さがあるかぎり律法には無能力なところがあったので,神は,ご自身のみ子を罪深い肉と似た様で,また罪に関連して遣わすことにより,肉において罪に対する有罪宣告をされたのです。 4  それは,律法の義の要求が,肉にではなく,霊にしたがって歩むわたしたちのうちに全うされるためでした。 

コリント第二5:17   したがって,キリストと結ばれている人がいれば,その人は新しい創造物です。古い事物は過ぎ去りました。見よ,新しい事物が存在しているのです。 18  しかし,すべてのものは神から出ており,[神]はキリストを通してわたしたちをご自分と和解させ,また,和解の奉仕の務めをわたしたちに与えてくださいました。 19  すなわち,神はキリストによって世をご自分と和解させて,その罪過を彼らに帰さず,わたしたちに和解の言葉をゆだねてくださったのです。

フィリピ3:13   兄弟たち,わたしはまだ,自分が[それを]とらえたとは考えていません。それについては一つのことがあるのみです。すなわち,後ろのものを忘れ,前のものに向かって身を伸ばし, 14  キリスト・イエスによる神からの賞である上への召しのため,目標に向かってひたすら走っているのです。 

コリント第一14:3  しかし,預言する人は,その話す事柄によって人を築き上げ,励まし,慰めます。24  しかし,あなた方がみな預言しているところへだれか不信者または普通の人が入って来れば,その人はみんなから戒めを受け,みんなからつぶさに調べられます。 25  その心の秘密は明らかにされ,そのため彼はひれ伏して神を崇拝し,「神はほんとうにあなた方の中におられる」とはっきり言うようになります。29  さらに,二人か三人の預言者が話し,他の人たちはその意味を識別するようにしなさい。 30  しかし,そこに座っている別の人に啓示があるなら,初めの人は黙っていなさい。 31  あなた方は皆ひとりずつ預言することができ,こうしてすべての人が学び,またすべての人が励まされるのです。

預言とは説教の一環であり、未信者が教会を訪れた際にその説教内容によって心の隠された思いが指摘され人々が感化されるためのものです。そしてあくまで現状の罪を指摘する⇛改心⇛励みと慰めを得るというプロセスがセットになっています。

一部教会内で蔓延しているような過去や日常の些細な罪を透視してただそれを言い当てるような占いとかではありません。また過剰に過去の失態や苦い思い出を掘り返すことでもありません。

例えばある女性は、「あなたは仮面をかぶって生きているのが見える」等の欠点といいますか、弱点を幻で見たとかいう人、いわゆる預言者?と名乗る人(人の負い目や過去の罪を言い当てる人)から指摘されて心の負担になっているように見受けられました。指摘された女性はこれは神からの幻で断罪されたから悔い改めるべきと過剰に落ち込んでおられましたが、実はこれは悪霊からの脅迫による幻でしょう。

実際に元ユタのKさんという知り合いに少し取材をしますと、彼女いわくやはり心霊術や霊媒などは人の弱さや負い目や秘密、過去を言い当てて過剰に脅迫するようです。悪霊たちは相手の過去の負い目を言い当てることで当人を完全にがんじがらめにして縛り上げたいからだそうです。そして悪霊は霊媒の交信者に対してはべた褒めするようです。要は他人の落ち度をたくさん見せるが、本人は完全無欠であるかのように悪霊が手引しているのです。

エゼキエル13:17-18   「人の子よ。主からお告げを与えられているかのように装っている女預言者どもに、神である主はこう言うと語れ。『人々の手首に魔術のお札を結び、魔術のベールをかぶらせ、わたしの民のたましいを破滅させている女たちはのろわれよ。この女たちは、自分に利益がないと知ると、すぐに援助の手を引っ込める。 19ほんの一つかみの大麦のために、あるいは、ほんの一切れのパンのために、わたしの民をわたしから去らせようとするのか。おまえたちは、死んではならない者を死に追いやったのだ。わたしの民を欺き、生きていてはならない者にいのちを約束している。そうするのが、彼女たちの好む手口だ。』」 20主は語ります。「おまえたちがわたしの国民のたましいを魔術にかけているので、おまえたちを押し倒す。わたしは魔術のひもを引きちぎり、かごの鳥を放つように、わたしの民を解放する。 21魔術のベールも引き裂き、おまえたちの手からわたしの民を救い出す。もう彼らは、おまえたちの餌食ではない。その時、おまえたちも、わたしが主であることを知る。 22おまえたちの偽りは、わたしの意に反して、正しい人を落胆させた。それどころか、罪の生活を続ける者たちにいのちの約束をして、その悪者どもを力づけるようなことまでしたのだ。 23だが、もうそんなことは許されない。見たこともない幻を見たと言ったり、魔術をしたりすることもできなくなる。わたしがおまえたちを滅ぼして、わたしの民をおまえたちの手から救い出すからだ。こうしておまえたちも、わたしが主であることを知る。」

クリスチャンを名乗る人たちからインナーヒーリングの預言と称して、心の状態を言い当てられたり過去の嫌な出来事や苦い思い出などを言い当てられるとインパクトも強く思考の一新の障壁となるのではないかと思います。まず預言とは過去を言い当てることよりも、神のメッセージを伝えて未来の出来事を預言することを意味しています。預言で過去や現状の落ち度を言い当てられたから、インナーヒーリングの際に心を言い当てられたからといって、真に受けないほうがいいと言えるでしょう。

悪霊か聖霊か見極めるべき

現状や過去だけを回想したり言い当てるだけが預言ではありません。預言とは神のメッセージを具体的に伝えることであり、イエスの証をすることが預言の霊とも言われています。(啓示19:10)それで、預言の霊感の表現とは何か人の過去の負い目や傷や苦悩を探り言い当てることではありません。これはむしろ傷を掘り起こして当人の苦悩と負担を増やすサタンの狡猾な手段と言えるかもしれません。

預言の霊とは聖書の言葉を分析して正しく解き明かす働きを意味するのであり、霊の世界とチャネリングしてビジョン化することがその主要な意味となりません。聖書で言う霊的とは、慎ましさと敬虔さによって神と歩むことであり、他人の霊を霊の交信によって透視することではないでしょう。

ある教派の人達は熱心に幻をみたとかこんな悪霊がみえたとかニコニコ顔で言ってますが、これもただの心霊術でしかないでしょうね。これが聖書でいう霊的な働きではありません。むしろ霊的なクリスチャンはこれらの心霊術現象を重視せずに「見えないところにおいて信仰を抱く」はずです。

この手のインナーヒーリングはやはり心霊術と深く関係しているとのことです。例えば、怒りや妬みや憎しみを内側に秘めているから骨折ばかりするとか人生の不幸の原因だとか、人間の不完全さや罪によって不幸がもたらされてそこに意味があり神が望んでいると決めつけるのが運命論、引き寄せの法則とか心霊術の教理の特徴のようです。これもおかしな話ですね。

心霊術の教理の特徴として全てに意味があり全て運命のままに引き寄せられ完成されるという自由意志を無視したご利益信仰の思想があります。ありのままに生活していれば神が最善に導くだろうと自己改善せずにborn this wayの概念つまり「このままでいい」と自分を甘やかし日頃の十字架を背負わずに生きているクリスチャンたちは将来の大艱難の迫害を受けることなく、むしろ自分を甘やかし背教し将来的に知らぬ間に神の敵対者となっていることでしょう。

客観的に観察すれば、明らかにこんなのは悪霊からの声でしかありません。悪霊たちはインナーヒーリングという教理を使って、当人の過去の負い目や悲しみや現状の不完全さを過剰に探し当ててそれを言い当てるようですが、ここに惑わされるべきではないと言えます。

たとえば、離婚した後に元旦那が養育費を払わないから疎ましいと感じている女性が、「あなたは旦那さんを憎んでいるようですね」とかどこかのクリスチャンから言い当てられても、それに動じる必要性はないと言えるでしょう。旦那さんに対する悪感情を全否定することも難しいでしょうし、それは個人が辛さを打ち明けた場合のみに理解のできる人たちからのフィードバックが必要なのであり、会ったこともない人から心の状態を読めるビジョン化できる人から心の闇の部分を言い当てられて「悔い改めろ」と言われる筋合いもないでしょう。

預言者は心の状態を言い当てるそこにプラスして神のメッセージを具体的に触れ告げるメッセンジャーであり、結果を見てみればその予言が神からか悪魔からか判断できるでしょう。悪魔は常日頃イエスの兄弟を訴える者と聖書中で表現されています。(啓示12章10節)つまり人の過去の苦悩や負い目、秘密などを言い当てて人の罪を思い起こさせて「訴える」ことを好んでいると言えます。

悪霊はある意味で事実を語りビジョンを通して人々へ語りかけると思いますが、その声が悪霊からなのに「神からのメッセージです」と決めつけるとかなりの罪になると思います。かつての預言者たちは命がけで預言の任務を遂行し常に神の声のみをイスラエルに触れ告げて事の解決を成し遂げました。

今の教会で蔓延するインナーヒーリングとは、ただその人の心の欠点や落ち度や過去の負い目や秘密を言い当てるのみであり、その具体的な解決策や神の言葉の慰めを提示するわけではありません。幻であなたが〇〇をしていたのをみたとか心の状態が〇〇だと言われても、そこに至るまでの人生の紆余曲折や葛藤があるわけであり、誰にもその心の奥底の状態など実はわかりません。深層心理を読み取っているのは神とイエスだけであり、安易に人間が「ビジョンを示されました、あなたの心は〇〇になっています」と言われて、それが当人を責め立てるような過去の罪や秘密や現状の嫌な出来事を言い当てるだけなら、まさに悪霊からの占いや心霊術の可能性も高いのではないかと推測しています。

結構この手のインナーヒーリングが教会内で蔓延しており、割と色んな人たちもこれを経験していて最終的におかしいことに気づいたと証言しておられます。確かにおかしな話だと思います。

インナーヒーリングは、何か現状で罪の生活に継続しているケースならそれをビジョン化して、悔い改めるようにあくまで「現状」を考慮することはいいかもしれません。しかし、過ぎ去った「過去」の罪や負い目や秘密を回想したり思い出したり無理に傷を探す必要はないでしょう。それは神からよりもむしろ悪霊からの声となりえます。その類の間違った聖書的でないインナーヒーリングに固執してもただの心霊術的心理療法でしかなく心の状態はむしろ悪化することでしょう。

いくつかの聖句を見ても、過去を回想すること自体があまり奨励されていないように思えます。特に新約聖書では律法によって義とされるのではなく、キリストの贖いによって義を享受されるわけですから、やれ先祖の呪い、過去の罪や負い目や苦悩、現状の性格の落ち度、などに固執して「自分探し」ばかりして「キリストを見つめない」のであれば、霊的に危うくなるわけです。

ですから、インナーヒーリングと称して「自分探し」をして罪ばかり探り当ててもそれは新約聖書のキリスト教ではなく、むしろニューエイジ心霊術療法になり得る可能性が高いでしょう。預言カフェとかも神への冒涜以外何でもありません。

コロナ騒動では人々はスピリチュアルに目覚めるようになり、インナーヒーリングやらインナーチャイルドやらスピ系が流行りだしています。大いなるバビロンは心霊術と贅沢の罪故に第二の死を被りますから、これらを断固として避けていたほうが将来のためと思います。スピリチュアル系のジャンルは稼ぎやすい業種となってきています。多くが今スピリチュアルカウンセラーを名乗り金稼ぎしていますが、今良くても死後の審判の日で地獄行きをキリストから宣告されます。

結論

ワテはこのブログを始める一年前くらいに、預言の賜物を有しているオーストラリア人の男性クリスチャンと話す機会がありました。その際に自己紹介すら全くせず何の会話もしてないのに彼に突然祈られ言われたことは、「主が今示してくださった。あなたは科学的に物事を分析する賜物がある。やがて聖書を細かく解き明かし教える立場に就くだろう。」でした。

本物の神からの預言は、相手を励まし霊的に築き上げるものです。何か相手の過去の落ち度や現時点での致し方ない欠点や粗探しをして過剰に言い当てることではありません。それは堕天使からの脅迫で当人を罪悪感の呪いで縛る魔術、占いです。その手の人たちがネットで「預言できるクリスチャンです。祈らせてください。メッセージください。」とか言ってブログやSNSを運営していても、安易に連絡するのは控えましょう。

たまたまワテのように上記の良心的で聖霊に満たされた敬虔なクリスチャンに預言される場合もありますが、堕天使に憑りつかれた自称クリスチャンもいるわけで本人しか知らない過去の出来事やら亡き親族のことまで詳細に言い当てますから気を付けてください。予言?が当たれど本人を不快にするならそれは聖霊の働きではなく占いです。

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